住宅医スクール2019の受講生募集開始

弊社代表が理事として活動している一般社団法人住宅医協会。そのメイン事業である「住宅医スクール」の新年度受講生の募集が始まりました。

住宅医スクールは、リフォームを設計・施工する側の専門スクールです。よくこんな言葉聞きませんか?

「リフォームはやり始めてみないとわからないことが多い」

確かにこの言葉は、住宅医スクールを10年行っても、実際あります。しかしながら、どこがわからない可能性があるのか、どういうリスクが顕在しているのか、対処方法は事前につかんでいるのか、といったことはリフォーム前につかめます。そこに予備費を持っておけばいいので、リフォーム費も不当に高騰することも、予備費も必要以上に持つこともないのです。

住宅(木造建築)のリフォームは、人間でいうことの治療に似ています。我々は治療する前に何をしますか?

そう、まずは検査です。40歳になってもろくな検査をしてこなかった人は、人間ドックにかかろうか、と思いますよね。治療前の詳細調査、それを人間ドックに掛けて、「既存ドック」と呼んでいます。まずはこの調査がとても重要で、調査するスキル、調査結果を活かすスキルを向上することがメインになります。

「インスペクションとの違いはなにか?」

インスペクションは、建物の状況、つまり劣化や維持管理についての調査診断です。既存ドックはそれに加えて、耐震診断、温熱環境やバリアフリー、防火、省エネと6つの指標を用意しています。

住宅医の調査診断は、まさに治療を前提とした前準備です。

思っていたよりひどい状況だった → 治療費が係る → でも手持がない

こういう状況を整理して、優先順位を立てて治療に当たるのが住宅医の仕事です。施主の要望が例えば「水回りが古いので取替したい」からのリフォームであっても、耐震診断の結果評点が悪ければ、あるいは断熱材がなければ生命の危険性も高いままです。数ある選択肢から単に水回りの改修という御用聞きにならずに、ご提案していく必要があります。

そのリフォーム業者は信頼できますか?

今でも圧倒的に多いのは「見た目だけのリフォーム」です。理由は簡単です。断熱材や耐震など、基本的に目に見えない部分のコストは掛けにくいからです。施主が理解して割り切っているなら否定することではありません。例えば古民家の改修を現在の基準に落とし込んで行うと、雰囲気も変わりやすいし莫大なコストがかかります。そのような場合、予算も踏まえて例えば寝室は部分的にシェルターにしようとか、生活部分だけ部分断熱をしようとか、そういう提案をします。何でもかんでも最高品質にしなければならないわけではありませんし、でもしなければならないことは行う、それがリフォームのプロの仕事です。

住宅医スクール、住宅に関わる方の受講をお待ちしております。不動産関係でも得られることは大きいと思います。特に買取再販する方、マンション業界は現在過当競争に入りました。でも戸建ては?難しいので避けている業者の方も多いと思います。買取再販ではコストも多く掛けられないでしょう。でもまず住宅医スクールの最高の知識と実践力を手に入れてください。その後にコストを下げることを検討して下さい。その方が結果長い目では勝ち抜く力を持つと思います。

住宅医スクール2019