不動産購入時に気をつけることー④地震編最終回

地震編の最終回です。

地震は立地では地盤、建物内では耐震性能が重要な要素です。

第2回で書いたのは、

「地震」から守る不動産 = 地盤の状況 × 不動産の耐震性能

でした。地盤、耐震性能と紹介しましたが、

それぞれ合わせた場合にどの様に考えればよいでしょうか。

地盤が優先するのか、耐震性能が優先するのか、

専門家では地盤が軟弱でも技術的にどうこうすることはできる、

との見解を見られますが、住宅の場合にはコストとの兼ね合いもありますので、

地盤改良しないでも大丈夫なほうに越したことはないですから、

掛け算で考えるのがいいでしょう。

 


 

危険度を高い順にS>A>B>Cと分けました。

S:危険、辞めるべき、対策するべきランク

A:Sほどではないが倒壊全壊のリスクはかなり背負う

B:倒壊全壊のリスクは少なくなるがないわけではない

C:倒壊全壊のリスクはかなり低い

熊本地震の結果から考察すると、

耐震性能はよければよいほどいいといえます。

よって耐震等級3であれば、地盤に関係なく安全より考えますので、

耐震等級3であれば、地盤にかかわらず安全よりの「C」としました。

逆に新耐震基準、旧耐震基準は、大地震が来たら倒壊の可能性はあるとして、

地盤にかかわらず危険度「S」としています。

あとは、地盤が軟弱(表層増幅率2.0以上)をワンランク厳し目にして、

設定したのが下記表です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、下記表は専門家の意見等を参考にはしていますが、

専門家ではない弊社の独自の見解でありますのでご注意下さい。

客観的には相当厳し目に見ております。

新築ならまだしもリフォームの場合は、耐震等級1ですら難しかったりします。

確認申請等ではクリアできなくても、現場(数値上)は性能を上げることはできますし、

コストもそこまでは大きくありません(金物が増えたり、壁が増えたりでコストが上がります)