2018-10-15 リフォーム業者の見積りをチェックするには

中古を買ってリフォーム・リノベーションが東京だけではなく全国的にも増えてきました。

中古のマンションはもちろん、難易度の高い中古戸建てのリフォームも私達はブームに先駆けてやって参りまして、お客様からは喜んでいただいているわけですが、一方で悪質・高額なリフォーム詐欺も2016年度に初めて相談数が1万件を超える(公益社団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 住宅相談と紛争処理の状況2017)など、トラブルも増え続けてきています。

そして工事業者の見積からの相談事例の多くは、「工事費用が適正であるかどうか」という相談。工事費用が適正であるかどうか、工事内容や範囲・項目が適正であるかどうかも相談事例の多くを占めます。工事内容が決まっている場合、リフォーム業者の見積りが適正であるかどうかをチェックするにはどうしたらいいでしょうか。

◯一番は、複数の業者に見積りを取る(相見積もり)

工事内容が一般的なリフォームの場合と、デザイン的要素が大きい場合では考え方が少々異なります。デザイン的要素が強い場合は、その工事業者のデザインに伴う工事があるので一概に他と比較できるものではありません。同じ造作工事でもデザインがこだわっていれば単価も高くなる要素になるからです。一方で単に浴室の入れ替えとそれに伴う工事などは、業者によって違うのは価格がメインになるといえるでしょう。その場合は複数の業者に見積もり依頼をして、金額と担当者の力量、会社の評判等を総合的に比較して決めるのが間違いがないと思います。(一番安い業者が一番いいわけではないことは常識的にわかると思います)

でも、相見積もりが面倒、または時間がない、自分でこっそりとチェックしたい場合は?

◯積算資料というプロが使う価格表があります。これを参考にします

積算資料のリフォーム編という本があります。毎年更新されているリフォームの工事や素材の単価を書いている本で、プロが使っています。これは書店にもあるので見てみましょう(買ってもいいですが結構いい値段です)。それで自分の家の見積りと比較してみましょう。地域や状況でもちろん単価は異なりますが、工事項目に応じて、手間賃と素材の単価と全体を合体した価格が書いています。自分の工事見積もりにはプラスされている項目や大きく単価が異なる場合は、リフォーム業者に根拠とともに聞いてみればいいかと思います。そこでロクな回答がない場合や、あやふやだったら辞めたほうがいいかと思います。

※ちなみに 〇〇工事一式 ◯円 という大雑把な見積りの業者の場合は、よく考えましょうね。