木の家blog

2013/1/10 建築家とは 建築家という言葉の誤解

一般の方々にとって、建築家の印象って何だろうとよく考えます。

Q . あなたが知っている建築家をあげなさい

と聞かれた際に、一般の人(建築産業に関わっていない人)はなんて答えるんでしょうね。

勝手な推測ランキング!!

1位:安藤忠雄氏 (上手く言えませんが、ほとんどの方は何らかの理由で知っていそう)

この先は溝があるような・・・、主観です。

2位:黒川紀章氏(都知事戦で有名になったと思います。合掌)

3位:丹下健三氏(東京都庁だし)

穴:チャールズ・イームズ(椅子は結構知っている人がいるから)

・・・

で、もちろん他にも著名な建築家はたくさんいらっしゃいます。

 

それと違う属性と言っていいのかわかりませんが、

例えばTV番組の「ビフォー・アフター」や「ドリームハウス」等で活躍される方々。

ここに出演されている方も「建築家」であります。

一部、世界を舞台に活躍される方もいらっしゃいますが(ここがややこしいところ)、

多くの方は住宅や商業ビルなどをメインに設計されているのです。

 

一般の人達は当然TVも見ているわけで、好き嫌いは別にして上記番組を知っていると思います。

で建築家を見て、なんてことない普通の人が頑張っているんだな(普通の人=その道のプロの人って意味です。)

と思っていると思います。

ですから、よく「建築家は敷居が高いというのは違う!」と私も含めて書いてある記事を見ますが、

そうではなくて一般の人も建築家がそんなに敷居が高い存在ではないと(潜在的に)知っているのです。

でも、いざ「建築家」という言葉で表現するとランキングのような世界的にご活躍の大先生(本人が気さくかどうかは置いといて)を

これまた潜在的に思ってしまい、

建築家に家を建ててもらう = 特殊でお金を持っている人たちが特殊な住宅を頼む

という方程式が立ってしまうのだと思います。

一部の方はこれを嫌って「俺は建築家ではない!建築家という言葉は嫌いだ!」

と言っていますしね。

今度また記事にしようと思いますが、色んな建築家には属性があるのです。

万能選手もいますが、とある部分だけに特化されている方もいるのです。

車で言うとミニバン、スポーツカー、軽自動車・・・という枠組みの中でも、

スポーツカー:ポルシェ、GT-R、フェラーリ・・・

というように。

私がお付き合いしている建築家の多くは木の家が得意な方々ですが、

その方々でも全然方向性は違ったりしますから。

 

ん~、よくわからなくなってしまいましたね。

つまり、建築家という言葉はイメージとの乖離が大きいと言いたいのです。使いにくいと。

でもね、「じゃあ知り合いの設計士に図面を書いてもらいましょう」

というと急に安っぽくなってしまうんですよね。

なんかちょうど間のいい言葉があればいいんですけどね。

ちなみに某番組はそれを「匠」と表現しているわけです。

多分番組プロデューサーはわかっていたんでしょうね。「建築家」では視聴率が取れないと。